2012年11月12日
第一回 嘉数道彦の会
第一回 嘉数道彦の会
自分の名前を冠した舞台をお披露目するって、並々ならぬ覚悟だと思う。
しかも、お誘いいただいた友人から届いたパンフレットを見て驚いた

超~シンプル。ご覧のとおり。
手に取っていただけないのがとても残念です。
驚くほど上質の手触りです。
多分たくさんは、印刷されていないでしょう。
そのうちの一枚が手元やって来たということに感謝です。
国立劇場に足を運ぶと、すでに満席。
たくさんのお花に飾られた入り口や、客席の様子から、お客様方の期待の高さも伺えます。
何度か座った国立劇場の座席ですが、いつもと違った雰囲気が、そこはかとなく漂っておりました・・・。
何やら恐れ多く、キョロキョロもできなかったのですが
後々もれ聞いたところによると、お名前を聞けば、誰もが驚くような方もチラホラ・・。
ハッキリいって、ほとんどがこの世界の玄人の方々だったようです。
何の間違いか、私のようなシロートが紛れ込んでしまったので
お尻がモゾモゾしたのでしょう・・・。
嘉数道彦といえば、昨今の「伝統芸能ブーム」(役所なんかが作っている感もある・・・)の旗頭。
ガッツリの伝統芸能の歴史的な方々と我々シロートをつないで下さる方、
組踊や、お芝居の敷居を低く、わかりやすくして下さる方でもあります。
言い換えれば「超多忙!!」
その中にあって、なぜ、今独演会だったのか。
しかも、コテコテの琉球舞踊。
誤解を恐れずに言えば興味のない人には全然おもしろくない(重ねて言い訳しますが、ホメてます)舞台を何故、今!?
演目をご覧いただければ、嘉数道彦さんが何をやりたかったのか、ちょっと見えてくるように思います。
第一部 かぎやで風
伊野波節
高平良万歳
第二部 花 風
汀間当
花園(初代能造の創作舞踊)
舞台は、幕間も含めて驚くほどシンプル。
演出はゼロ。
全部嘉数道彦の演舞なので、曲と曲の合間に着替えが必要なのですが、
そのつなぎが影アナの声のみ。
美しい声で(多分富田めぐみさん)延々と語られる解説に、皆黙って耳を傾け、
挙句の果てに「・・・というようなことがパンフレットに書かれていますので、しばらくお読みください」
と言ったっきりシ~~~ン。
また、このパンフレットが濃い!!一冊の本のよう。
こんなパンフレット作っちゃって、二回目からどうするの?って心配しちゃうほどです。
休憩時間でもないのに、何も行われていないなんて有り得ない。
でも、誰一人文句も言わず、黙々と嘉数道彦が舞台に現れるのを待ちます。
客を楽しませるための舞台ではなく嘉数道彦の琉球舞踊を観るための舞台でした。
嘉数道彦の舞台を観た。というよりは、
彼の並々ならぬ決心と、
それを取り巻く人々の彼に対する期待の高さ、気持の温かさ、見守っている方々の多さ
の中に放り込まれて、客席で全身でそれを感じた。
という感じでした。
シンプルに見せる(魅せる)って本当に勇気のいること。
今日のブログは、シンプルな写真が一枚。
絵文字も使わず書いてみました。
(太字、色を使っているのは私の弱気です・・・)
ねね、いつもより読みにくいでしょ、面白くないでしょ。
よっぽど自信があって、文章力のある人でないとこんなことしちゃいけないのよ~。
多分、ここまで辿りつけなくて放り出した人の方が多いと思う。
今日は、嘉数道彦がどんなにスゴイことをやったか、
実験的にブログで「シンプル」に真似してみました。
大失敗。
要するに、嘉数道彦恐るべし!!(ほら、また色つけちゃった)
ってことです。
何故今なのか!!という疑問に答えを出していませんが、舞台の空間にご一緒させていただいて
ちょっぴり分かったような気がしました。(気のせいかもしれませんが・・・)
「第一回」とされていますので、「第二回」にはぜひ、みなさまお出かけ下さい。
スゴイ空間が体感できます。
嘉数道彦、一人舞台のために沢山の裏方さんがいらっしゃったことと存じます。
本当にお疲れ様でございました。
自分の名前を冠した舞台をお披露目するって、並々ならぬ覚悟だと思う。
しかも、お誘いいただいた友人から届いたパンフレットを見て驚いた


超~シンプル。ご覧のとおり。
手に取っていただけないのがとても残念です。
驚くほど上質の手触りです。
多分たくさんは、印刷されていないでしょう。
そのうちの一枚が手元やって来たということに感謝です。
国立劇場に足を運ぶと、すでに満席。
たくさんのお花に飾られた入り口や、客席の様子から、お客様方の期待の高さも伺えます。
何度か座った国立劇場の座席ですが、いつもと違った雰囲気が、そこはかとなく漂っておりました・・・。
何やら恐れ多く、キョロキョロもできなかったのですが
後々もれ聞いたところによると、お名前を聞けば、誰もが驚くような方もチラホラ・・。
ハッキリいって、ほとんどがこの世界の玄人の方々だったようです。
何の間違いか、私のようなシロートが紛れ込んでしまったので
お尻がモゾモゾしたのでしょう・・・。
嘉数道彦といえば、昨今の「伝統芸能ブーム」(役所なんかが作っている感もある・・・)の旗頭。
ガッツリの伝統芸能の歴史的な方々と我々シロートをつないで下さる方、
組踊や、お芝居の敷居を低く、わかりやすくして下さる方でもあります。
言い換えれば「超多忙!!」
その中にあって、なぜ、今独演会だったのか。
しかも、コテコテの琉球舞踊。
誤解を恐れずに言えば興味のない人には全然おもしろくない(重ねて言い訳しますが、ホメてます)舞台を何故、今!?
演目をご覧いただければ、嘉数道彦さんが何をやりたかったのか、ちょっと見えてくるように思います。
第一部 かぎやで風
伊野波節
高平良万歳
第二部 花 風
汀間当
花園(初代能造の創作舞踊)
舞台は、幕間も含めて驚くほどシンプル。
演出はゼロ。
全部嘉数道彦の演舞なので、曲と曲の合間に着替えが必要なのですが、
そのつなぎが影アナの声のみ。
美しい声で(多分富田めぐみさん)延々と語られる解説に、皆黙って耳を傾け、
挙句の果てに「・・・というようなことがパンフレットに書かれていますので、しばらくお読みください」
と言ったっきりシ~~~ン。
また、このパンフレットが濃い!!一冊の本のよう。
こんなパンフレット作っちゃって、二回目からどうするの?って心配しちゃうほどです。
休憩時間でもないのに、何も行われていないなんて有り得ない。
でも、誰一人文句も言わず、黙々と嘉数道彦が舞台に現れるのを待ちます。
客を楽しませるための舞台ではなく嘉数道彦の琉球舞踊を観るための舞台でした。
嘉数道彦の舞台を観た。というよりは、
彼の並々ならぬ決心と、
それを取り巻く人々の彼に対する期待の高さ、気持の温かさ、見守っている方々の多さ
の中に放り込まれて、客席で全身でそれを感じた。
という感じでした。
シンプルに見せる(魅せる)って本当に勇気のいること。
今日のブログは、シンプルな写真が一枚。
絵文字も使わず書いてみました。
(太字、色を使っているのは私の弱気です・・・)
ねね、いつもより読みにくいでしょ、面白くないでしょ。
よっぽど自信があって、文章力のある人でないとこんなことしちゃいけないのよ~。
多分、ここまで辿りつけなくて放り出した人の方が多いと思う。
今日は、嘉数道彦がどんなにスゴイことをやったか、
実験的にブログで「シンプル」に真似してみました。
大失敗。
要するに、嘉数道彦恐るべし!!(ほら、また色つけちゃった)
ってことです。
何故今なのか!!という疑問に答えを出していませんが、舞台の空間にご一緒させていただいて
ちょっぴり分かったような気がしました。(気のせいかもしれませんが・・・)
「第一回」とされていますので、「第二回」にはぜひ、みなさまお出かけ下さい。
スゴイ空間が体感できます。
嘉数道彦、一人舞台のために沢山の裏方さんがいらっしゃったことと存じます。
本当にお疲れ様でございました。
Posted by たかだしょうこ♪ at 13:13│Comments(2)
│芸能
この記事へのコメント
はいはい、訂正お願いしますね。
影アナは大御所中の大御所、崎山律子さまでございました。
単なるアナではございませぬ。
生き字引のようなお方でございますのよ。
思わず、私までこんな文章になってしまうようなお方にまで
愛でらているのですね。
影アナは大御所中の大御所、崎山律子さまでございました。
単なるアナではございませぬ。
生き字引のようなお方でございますのよ。
思わず、私までこんな文章になってしまうようなお方にまで
愛でらているのですね。
Posted by セバ@宜野湾 at 2012年11月13日 00:07
うひょ~!(@@)!またやてもうた~。
嘉数道彦さん、みなさん、ごめんなさい。
そんな大御所だったとは・・・。
抜群の安定感でしたものね~。
「富田めぐみすご~い」とかって思っていたけど
もっとスゴイのは崎山さんに影アナさせてる嘉数道彦。
セバ@宜野湾さま、いっぺ~にふぇ~で~びる。
嘉数道彦さん、みなさん、ごめんなさい。
そんな大御所だったとは・・・。
抜群の安定感でしたものね~。
「富田めぐみすご~い」とかって思っていたけど
もっとスゴイのは崎山さんに影アナさせてる嘉数道彦。
セバ@宜野湾さま、いっぺ~にふぇ~で~びる。
Posted by たかだしょうこ♪ at 2012年11月13日 11:36